「人生を変える習慣のつくり方」のタイプ診断であなただけの習慣をみつけよう!
- 人生を変えたいのに、なにも続けられない
- 自分に合った習慣を見つけたい
なにをやっても続かないのは、自分に合わない習慣をつくろうとしているから。
自分のことを知らないまま、成功者のマネをしても意味がない。
そんなことに気付かせてくれるのが、「人生を変える習慣のつくり方」です。
著者はNYの作家グレッチェン・ルービン。
習慣・幸せ・人間の本質を追求し本やブログを執筆している女性です。
本書では、著者が分類した人間の「4つのタイプ」を元に
自分のことを知り、あなただけの習慣を見つけた上で、実行する方法が書かれています。
今回は、本書の中から、
- 自分に合った習慣が大切な理由
- 自分だけの習慣の見つけかた
- 著者が見つけた人間の4タイプ
- 習慣のつくりかた
をご紹介します。
なにをしても続かない・自分のことをもっと知りたい人にオススメ!!
自分に合った習慣が大切な理由
人生を変えるには、自分に合った習慣を身につける必要があります。
人には絶対に変えられない性質があり、そこを踏まえて習慣にすべきだそう。
そもそも、なぜ習慣で人生が変わるのか。成功者の真似だけをしてはいけない理由は何なのかを探りましょう。
習慣が人生を変える理由
何かが変わって幸せになったと話すとき、人はそのカギとなる習慣が身についた話も併せて話す
ダイエットを成功させた人の話で、「飲み物をお茶にした」・「ジムに行きはじめた」とよく聞きますよね。
反対に、「やっぱりジュースに戻ってしまった」・「ジムをやめた」というのも耳にします。
習慣を変えられないと、脂肪は減らないし、人生も変わりません。
人は、40%の行動を毎日繰り返しています。
この40%の習慣を少しずつ変えるのが、人生を良くするコツ。
また、習慣をつくることは、自制心を節約することにも繋がります。
お茶を飲むことが習慣になっている人は、自制心を使ってジュースを我慢する必要がありません。
一度節約した自制心を、次はジムに行くことに使える。この繰り返しで、人生は変わっていくのです。
「成功者の真似」は危険
優秀な人が身につけている習慣は個々によって全く違うが、自らに適した習慣を熟知し、それを維持するために多大な努力をしていることは全員に共通している
誰もが一律に効果を実感できる方法は、絶対に存在しない
成功者の習慣を真似すれば、人生が変わると考えるのは危険。
絶対に成功者になる習慣というのは存在しません。どんなに優秀な人であれ、身についている習慣は違います。
村上春樹のように、早朝に執筆する人がいれば、ウィリアム・ジェームズのように永遠に先延ばしにする人も。
私は以前、スティーブ・ジョブズの習慣を真似したことがあります。
【スティーブ・ジョブズの朝習慣】
— さち@ブロガー (元Webライター) (@sachi_hokensitu) June 10, 2019
毎朝鏡に向かって、「今日が人生最後の日だとしよう。自分が今日やろうとしていることは、果たして自分のしたいことだろうか」と質問する。
🐕やってみた🐕
・セリフが長くて朝は辛い
・はい!って言えたら嬉しい
・毎日続けたら人生変わりそう#ジョブズ #朝活
この習慣をやったことで、少しだけ人生が変わりました。
ですが、今同じことをして、人生が変わるとは思いません。今日が人生最後の日なのに、おむつ替えをしてる自分に疑問を持ちそうです。
妊娠前、フリーランスなりたての私にだけ合っていた習慣だと思います。
成功者に唯一共通しているのは、自分に合った習慣を続けること。
誰かの習慣をまねるよりも、まずは自分を知ることが大切!
自分に合った習慣の見つけ方
人生を変えるには、自分に合った習慣をつくる必要がある。
では、どうすれば自分だけの習慣を見つけられるのでしょうか?
まずは、著者が分類した「人間の4つのタイプ」で自分を知りましょう!
著者が見つけた4つのタイプ
習慣について理解するうえで真っ先にすべき重要な問いかけは、「人は期待にどのような反応を示すか?」だ
期待と言っても2種類ある。外から課される期待(例:設定された締め切り、交通ルール)と、自分で自分に課す期待(例:ダイエットするという決意、新年の抱負)だ
「新しい習慣をつくる=自分に期待する」ことです。
著者はこの「期待」に注目し、外(他人)から期待されたこと、自分で期待することを守れるかという視点から、人を4つのタイプに分類しました。
1.アップホルダー:約束を守る人
外から課される期待、自分で課す期待に応えようとする。ルールがない状況が苦手。
2.クエスチョナー:疑問を持つ人
あらゆる期待を疑問に思う。自分で納得できる期待にだけ応えようとする。
習慣の効果に満足できるときだけ、続けようとする。
3.オブライジャー:義務を果たす人
外からの期待には進んで応える。自分で課す期待には上手く応えられない。
自分の時間を犠牲にしても、周囲に貢献するタイプ。
4.レブル:反発する人
外からの期待、自分で課す来たいに関係なく、全てに反発する。
自分で選び、自由に行動したいタイプ。基本的には、習慣を受け入れない。
習慣をつくりやすい・つくるのが難しいタイプはありますが、絶対に習慣化できない人は存在しません。
全てのタイプにメリット・デメリットがあり、経験や知識を身につけることで、デメリットを克服できるそうです。
あなたはどのタイプに当てはまりそうですか?
本書では、自分のタイプが分かるチェックリストつき!ぜひやってみてね
自分を知るための質問
4つのタイプの他にも、本書には自分を知るための質問が多く紹介されています。
- 朝型・夜型?
- コツコツ頑張る・一気に集中・先延ばし?
- 倹約家・浪費家?
- 10歳のときに楽しみにしていたことは?
- 好きな時間の過ごし方は?
26個の質問があり、就活の自己分析よりも踏み込んだ内容になっていると感じました。
習慣をつくりたい人はもちろん、自分が何をしたいか分からない・自分をもっと知りたい人もぜひ挑戦して欲しいです!
習慣のつくり方
自分の事が分かったら、身につけたい習慣を探しましょう!
何をすべきか悩んでいる人のために、最初に取り組むべき習慣が紹介されています。
また、新しい習慣をつくるためには、悪い習慣を断ち切るのが大切。どうすれば悪い習慣と離れられるのかを見ていきましょう。
最初に取り組むべき習慣
始めるなら、自制心の強化に一番つながる習慣から手を付けるのがいい。なぜなら、それらが他の習慣を形成する際の土台となってくれるからだ。
自制心の強化に繋がる習慣として、睡眠・運動・食生活・整理整頓の4つが挙げられています。
これらを先に習慣づけることで、他の習慣がつくりやすくなる、と著者は考えています。
良質な睡眠がとれていれば、早起きして読書をすることができます。
体を動かすことで、気持ちがスッキリし、体力がつき、記憶力の向上にも繋がります。
食生活が大事なのはいうまでもありません。
そして、部屋の綺麗さと自分の心は繋がっています。整理整頓された部屋で過ごすことで、自分の思い通りに行動できているという実感が強くなるのです。
ここでも、自分の価値観に合った習慣をえらんでね!
悪い習慣を断ち切るには
習慣形成には、自分が望む何かを手放すことがつきものなので、つねに「どうすればなるべく喪失感を味わわずに失えるか?」という難題が付きまとう
もし私がダイエットを習慣にするのであれば、ソファの上でスマホを見る時間を手放す必要があります。
何かを始めることと、止めることはセットです。なるべく負担のない方法で、悪い習慣を断つのが大切です。
悪い習慣を断つ方法も、人によって違います。
断つ派・・・完全に断った方が、自分のエネルギーや決断力を温存できる
量を抑える派・・・少しだけ自分を許す時間を作った方が定着しやすい
また、止める習慣ごとに、「断つ派」と「量を抑える派」を行き来する人もいるでしょう。
何かを止めたいときも、自分に合ったものを選ぶことが大切。
自分のこだわりは何か、無くしたくないものはどれかを考えることで、悪い習慣を手放せます。
「人生を変える習慣のつくり方」で自分を知ろう!
人生を本気で変えたいのであれば、自分に合った習慣を見つけることが大切です。
誰かと約束した方が習慣になりやすいのか、自分のやりたいことを続けるべきか…。
自分が本当にやりたいことはコレなのか、大事にしたいことは何なのか。
本書にある様々な質問に答える中で、あなたの人生を変える習慣が見つかるはず!
著者が編み出した4つのタイプ診断で自分を知り、あなただけの習慣をみつけ、実行していきましょう!