【レビュー】美人睡眠を読んでママ特有の睡眠不足を乗り切ろう!
睡眠不足を解消したいママにおすすめなのが、
今回紹介する「美人睡眠~寝るだけでキレイになる睡眠法~」です!
高齢者とかビジネス向けが多い「睡眠」ジャンルの中で、ママ向けに書いてくれた貴重な一冊!
25年近く前、泣き叫んでばかりでなかなか目を閉じてくれない赤ちゃんを抱きかかえる生活が始まったとき、私は自分がどれだけ 睡眠の大切さを軽視していたかに気づきました。
↑もう共感しかない
- ニューヨークタイムズ紙などで活躍する「エレン・ミショー」さん、
- アメリカの権威あるジャーナリズム賞を受賞した「ジュリー・ベイン」さん
美人睡眠の本の中から、ママの睡眠の大切さや、ゆっくり眠るコツを抜粋してお届けします!
美人睡眠~寝るだけでキレイになる睡眠法~で学べる3つのこと
美人睡眠を読んで学べることは、以下の3つです
- ぐっすり寝るメリット
- ママがゆっくり眠るコツ
- 女性の不調と闘う方法
アメリカとかの研究データを元に、ママ向けの解決策を教えてくれるよ!
パートナー・両親・子どもの睡眠不足解消法も教えてくれる!
睡眠の大切さをデータで解説! /美人睡眠レビュー①
第一章では、
- 現代人が睡眠不足に悩まされている理由
- 睡眠不足によって起こる怖いこと
- 睡眠をたくさんとるメリット
が紹介されています。
プラス2時間寝るだけで痩せられるのには驚愕しました…(30代/主婦)
「眠りたい」を無視する現代人
67%の人が眠りたいと訴えている脳の合図を無視して、コーヒーかそれに代わるカフェイン飲料で眠気をごまかし、ひたすら活動を続けています。
問題は、遺伝子の合図を無視する傾向が、太ったり、忘れやすくなったり、~中略~ 心臓病や癌、糖尿病になりやすくする~中略~ ということです。
まずは、多くの人が睡眠不足になっている現状と、睡眠が取れないデメリットが紹介されていました。
カフェインでごまかすのあるあるだよね。この記事も紅茶ラテと一緒に書いてるよ。
みんなの睡眠が足りていないのは、24時間体制で動いている社会のせい、だと多くの睡眠学者が言っています。
暗くなったら寝る、眠たくなったら目を閉じる。
生物として当たり前のことでしたが、照明器具やカフェインの入った飲料などの普及により、体のサインを無視できるようになりました。
その結果、細胞の回復が遅れ、体力も気力も無くなり、さまざまな不調が起きてきます。
睡眠中は、NASAもびっくりなレベルで体のチェックが行われているらしい!寝よ!!
プラス2時間の睡眠で痩せられる!?
2時間多く眠ると、どれだけのカロリーを燃焼すると思いますか? ~中略~ 答えは約300kcal です。
3週間の調査終了後に被験者の日誌を見比べてみると、2週目に2時間多く眠った学生は一週目より1日に300kcal少なく食べていることが分かりました。
3週目にまた睡眠を奪われた日常に戻ると、食べる量も元に戻りました。
食事制限してる、運動もちゃんとやってる…でも痩せられない。
そんな女性にぜひおすすめしたいのが、2時間多く寝ること!
2時間で300kcalも消費できるんだ…寝てるだけで…夢みたい(睡眠だけに)
90分散歩するのと同じ消費量…!疲れないから超お得。
今すぐできる!ママの睡眠不足解消法 /美人睡眠レビュー②
美人睡眠では、忙しいママでもすぐ実践できる内容がもりだくさん!
ここでは、以下の3つについてお伝えします
- 安眠に繋がる食べ物をとる
- お昼寝する
- 運動する
ズボラ主婦でもすぐできる対策を厳選しました!
自称ズボラ女王の私が、さらに簡単にできる具体例を補足してお伝えします!
安眠に繋がる食べ物をとる
★水を飲む
床に就く6 時間から10時間前に、コーヒー、ホットチョコレート、お茶以外のものを飲みます。~中略~
調査の結果、たとえ1杯分のカフェインでも、からだのエンジンの回転を上げ 、睡眠の長さにも質にも悪い影響を与えることがわかりました。
カフェインの代わりに水を飲むだけならできそう。
もし21時に寝るなら、コーヒーとかは15時までに!
その他、睡眠の質を上げる食べ方や食べ物が紹介されています!
- 夕飯に炭水化物をとろう
- 低脂肪クッキーと牛乳を飲もう
夕食に炭水化物をとることで、眠りにつくまでの時間が半分になる、という研究結果がでています。
また、牛乳には安眠につながる成分が含まれていますが、炭水化物と一緒にとることで、より効果を発揮できます。
低脂肪クッキーと牛乳は枕元に置こう。って書かれてたよ。さすがアメリカン。
日本だと、夕食にご飯を食べて、クッキーと牛乳をおやつがわりにできそう!
お昼寝をする
昼寝をすると、気分がスッキリするだけでなく、午後4時より前に20分から90分の昼寝を習慣にすると、知的能力が高くなり、体重も増えにくく
昼寝で体重が増えにくくなる←超重要ポイント
お昼寝をする年齢の子を育てているママは、そのまま一緒に寝てしまいましょう。
最初は、横になるだけでも大丈夫。
昼にゆっくり休む習慣をつけることで、「今は休んでもいい時間帯だ」と脳が認識し、そのうち眠れるようになるそうです。
睡眠が大事だからとにかく寝て!掃除や洗濯物の片付けなんてしなくていい!というありがたいメッセージも書いてあった。寝よ。
運動をする
運動すると、眠りにつくまでの時間が平均12分短くなり、睡眠時間は42分長くなります。
アリゾナ大学の研究によれば、日中に通常のペースで6ブロック歩くだけでも、女性の場合は夜の睡眠をかなり改善できるそうです。
運動した日はよく眠れる。当たり前のことだけど、たった数分でいいんだ…!
散歩なら、子どもと一緒にできるからいいよね!
10分以内なら飽きずに歩いてくれそう。
女性の不調に負けない体をつくろう!/美人睡眠レビュー③
美人睡眠レビューの最後は、ママ特有の睡眠不足についてです。
- 月経・妊娠などの女性の不調
- 子どもが寝てくれる方法
について、原因や対策をご紹介します。
体のサイクルを知って、適度に眠るのがポイント!
月経=時差ボケに対処
「プロゲステロンは睡眠導入剤のような働きをするホルモンで、毎月の排卵後に分泌されます。そして、月経が始まる直前に、分泌が急に弱まります。
プロゲステロンの分泌の減少によって、レム睡眠に入るまでの時間が短くなり、60分ほどで移行します。
その結果、通常はレム睡眠の前にやってくる深い睡眠のステージを飛ばしてしまうか、極端に短くしてしまうのです。
これは、うつ病や時差ボケの時に起こることとよく似ています」
多くの女性が、月経前の睡眠不足に悩まされています。
睡眠に必要なホルモンの減少により、深い睡眠が取れなくなってしまうそうです。
毎月時差ボケしてるとの同じなんだって…!そりゃしんどいよね。
月経前の対処法もしっかりと紹介されています!
- 有酸素運動を毎日30分続ける
- 睡眠や月経を記録する
- 食べ物に気を付ける
睡眠や月経の記録については、
- 就寝時刻
- 起床時刻
- 眠るまでの時間
- 体の症状
- 月経期間
などを書くとOK!
数ヶ月分の記録を取ることで、体の傾向をつかんで事前に対応できる。
また、月経前の不快な症状を予防するために、食べ物に気を付けることが大切だということも分かってきました。
- 塩・砂糖は少な目に
- アルコールやカフェインを控える
- 野菜や果物を多めに摂る
サラダや果物を一品加えるところからやってみよう!
妊娠中は「適度に」眠ろう
妊娠初期には昼間に眠くなり、ほとんどすべての女性が昼寝をとりたくなります。
でも、そのために夜眠るのがもっと難しくなってしまいます。昼寝を避けるために、いつもより一時間早く寝ることを習慣づけてください。
眠いのに眠れない妊娠中。
私たちの体は、トラブルだらけになっています。
夜眠れないからお昼寝した方がいいんじゃないの…?
妊娠中は睡眠の質が下がりすぎるから、夜に集中した方がいい!!
また、6時間以下しか眠れていない妊婦は、分娩時間が10時間以上長くなるという研究結果も紹介されていました。
ずっと眠っていたくなる妊娠中こそ、夜の眠りが大切なんだね!
その他、妊娠中の対策はこちら!
- 毎日30分以上運動する(産院と要相談)
- 日光浴で体内時計を調整
- ヨガ・瞑想でストレス解消
- 悪夢で目が覚めても気にしない
確かに、妊娠中ってめっちゃ悪夢見てたわ…
59%の妊婦が経験してるよ!子どもを守りたい女性の本能だから仕方ないらしい。気にせずさっさと寝よう。
子どもと一緒に眠るコツ
ママの安眠に欠かせないのは、子どもが早く寝ること。
本書で紹介されていた子どもと一緒に眠るコツの中から、2つ紹介します!
★入眠儀式を取り入れる
お風呂、読み聞かせ、お祈りー何を選ぶにしても、毎日繰り返していると、それをすることが、子どものからだに、もう寝る時間なのだという合図を与えるようになります。
わが家も読み聞かせをしてるよ!本の順番も決まってて、最後の本が終わったら自分から布団に入ってる
★子どもに家事を手伝わせる
一緒にお皿を洗う、一緒に洗濯物をたたむ、靴下の数を数える、モップやほうきを渡す、など。あなた自身も自由になるので、寝る前の時間に緊張をほぐすことができ、自分もよく眠れるようになります。
ここでのポイントは、早く寝たいから手伝って欲しい。睡眠は大切だから。というメッセージをはっきりと伝えることです。
子どもにも睡眠をとってほしいけど、「早く寝なさい」だけじゃきっと伝わらないよね。
まずは自分自身が睡眠を大事にして、それを声に出して伝えていこう
美人睡眠を読んで、ママの快眠を手に入れよう!
美人睡眠~寝るだけでキレイになる睡眠法~では、ママにとって睡眠が大切な理由や、女性の不調を改善する方法がたくさん書かれていました!
表紙が可愛くて、つい手に取りたくなるんだよね~
今回紹介した内容の他にも、
- 女性のストレス解消法
- 夫に助けてもらうコツ
- 年齢別の子どもの寝かせ方
などについて、研究結果を元にしながら、分かりやすい言葉で解説されていました。
ノウハウが盛りだくさんで、きっと合うものが見つかるはず…!一緒に眠りましょ~~